魚の能力を木登りで測ったら、 魚は一生、自分はだめだと信じて生きることになるだろう。

皆さん、こんにちは!

 

ドリームマネジメントのファシリテーター用テキストにはこんなことが書いてあります。

 

「受講者の夢を判断しない」

 

以下、ドリームマネジメントファシリテーターテキストから抜粋させて頂きます。

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受講者の夢を判断することが、あなたの役割ではありません。

あなたの役割は、どんな夢であろうと受講者が実現したいと願っている夢の実現を助けることです。

最終的に、人生の方向性を決定するのは受講者自身です。

あなたはドリームマネジメントプログラムを通じて、
受講者の夢の実現に向けてサポートするのです。

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どんな夢であろうと受講者の夢を判断しない。

 

ドリームマネジメントファシリテ―ターとしての重要な心構えです。

 

僕がファシリテーター講習を行う際は、このことを一番強く訴えています。

 

以前の僕は、人の夢や、やりたいことを自分の価値観で判断していました。

 

自分の価値観で、良い悪いとか決めつけていたのです。

 

何様なんでしょうね(笑)

 

自分の限られた経験値だけで夢を判断するのです。

 

一流な人は、他人の夢を自分の価値観で判断せず、その人の夢を純粋に応援します。

 

誰もが初めから夢を実現出来たわけではなく、
初めは小さな夢の実現を重ねてきたはずです。

 

一流な人は、そのステップの重要性を知っているからこそ、
どんな夢でも応援出来るのです。

 

 

例えば、こんな質問をしましょう。

 

年収1億円の経営者の夢と、年収300万のOLさんの夢では、どちらが価値があるのでしょうか?

 

そうです、どちらも素晴らしい夢であり価値ある夢です。

 

年収1億円の経営者の方は、今まで多くの夢を実現してきたでしょうし、
ビジネス、経済面でも成功をおさめてきたことでしょう。

 

それに対して、年収300万のOLさんは経済的、ビジネス面ではこの経営者の足元にも及ばないでしょう。

 

でも、彼女の中で大切にしているものが違うかもしれませんし、
経済面、ビジネス面以外で、彼女にしかない才能、良い面があるかもしれません。

そう考えることが大事なのです。

 

アインシュタインはこんなことを言っています。

“誰もが天才だ。しかし、魚の能力を木登りで測ったら、魚は一生、自分はだめだと信じて生きることになるだろう”

 

人それぞれ価値観も才能も違うのです。

 

自分の価値観を押し付けるのではなく相手の価値観、夢、才能を尊重し
それを応援してあげるべきなのです。

 

例えば、この経営者はビジネス、
経済面では成功をしてますが、健康状態が悪く、理想の体型ではなかったとします。

 

それに対して、OLの彼女は定期的に運動を行い、理想の健康状態、体型を手に入れています。

 

この場合、健康、体型という面では
彼女の方が理想の状態です。

 

それぞれの分野で優劣をつけることを推奨しているのではありません。

 

しつこいようですが、
お互いを尊重し合うことが大切なのです

 

仮にこの経営者が

「オレは年収1億を稼ぐ経営者だから、オレの言うことは正しい!!健康、体型維持なんかに力を入れてるくらいなら仕事をしろ!」

と、彼女が大事にしていること、彼女の才能を否定したらどうなるでしょうか?

 

完全に関係性は悪化してしまいますよね。。

 

しかし、このような関係性を悪化させることが、実際に会社内で頻繁に行われているのです。

 

経営者、幹部が、知らず知らずのうちに、自分の価値観、物差しで、社員の夢や価値観を判断しているケースが本当に多い。

 

経営者だから、幹部だから、
自分の価値観が正しいと思い込んでいるのです。

 

これを「信念」と誤解している人もいますが、この場合は「信念」ではなく、単なる「思い込み」です。

 

そもそも、人の価値感に良い悪いもありません。

 

自分の周りの人達が同じ価値観の人ばかりだとは限りません。

それどころか自分の価値観と違う人ばかりだと認識する必要があるのではないでしょうか。

 

何度もも言いますが、人それぞれの価値観があり、人それぞれの夢、才能があるのです。

 

 

その価値観や夢を判断したりする権利は誰にもないのです。

 

 

はっきり言いますが、他人の夢を判断する人ほど、傲慢で謙虚さの欠片もない場合が多い。

 

そして、そんな人に限って、自分より立場が下の人に対しては威張りちらし、立場が上の人に対しては卑屈になったりします。

 

人の夢を良いとか悪いとか考える暇があるなら、その人の夢の実現を応援することに全力を尽くすべきです。

 

相手は自分の夢を評価して欲しいなんて望んでいません。
夢の実現を応援して欲しいと強く願っているのです。

 

人が強く願っていることを本気で応援したあげたら、どれだけの強固たる信頼関係が生まれるか容易に想像できるはずです。

 

社員達も自分の夢の実現を強く願っています。

想像してみて下さい。

会社が社員の夢の実現を全力で応援したとしたら、どれだけの信頼関係が生まれると思いますか?

 

あなたの役割は、どんな夢であろうと受講者(相手)が
実現したいと願っている夢の実現を助けることです。

 

この言葉を常に忘れずにいたいですね。

 

■ドリームマネジメントの効果


ドリームマネジメントを導入するとこのような効果があります。

【受講者への影響】
・プライベート、仕事の夢・目的が明確となり人生を計画的に生きるようになる
・理想の自分になるために何をするのか?を考え、習慣化するようになる
・身体、人間関係、知性、精神を常に良くすることを意識するようになる
・お金に関する知性が高まる
・高いエネルギーで集中した中身の濃い時間を過ごすことが出来る
・健康管理を意識するようになる(質の良い、運動、食事、睡眠)
・良好な人間関係を築くことができる
・知性を高めるために積極的に学ぶようになる
・安定した精神性を身に付けることができる
・仕事に対してキャリアパスの明確化
・マネジメントおよびリーダーシップ能力の開発

【組織(チーム)への影響】
・お互いを応援し合う活発なチームワークの創出
・心理的安全性が高いチーム
・信頼感、モラル向上
・社員のやる気のアップによる高い生産性
・望ましくない離職の減少
・社員の夢を応援する会社としてのブランディング、リクルート効果
・マネジメントおよびリーダーシップ能力の開発
・戦略的思考法の教育
・業績アップ

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ドリームマネジメントは、社員の夢を叶えることを使命としています。
そして、それぞれの社員が自ら働きたくなる社内環境を整え、最終的に会社を成功へと導きます。

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